⑲LDを知る本

LDに向く

勉強法ってあるのかな、どんなんだろう・・・

 

そう思って書店をうろうろ。

 

専門書ってたくさんあるけれど、

どれも 難しい言葉で書かれていて、良くわかりません。

 

でも これはとても良くわかる本です!

       ↓

「イラスト版 LDのともだちを理解する本 楽しく学ぶなかよし応援団」

上野一彦(編著)合同出版

 

これ、小学生が読んでわかるのかな・・・

という疑問もありますが・・・

 

 

この本には たくさんの事例をあげていて

それぞれに

よくある場面、LDの子供の気持ち、

良い対応 悪い対応

と記されています。

 

この LDの「ぼく」「わたし」の気持ちが

イラスト付きで表現されています。

 

この子の気持ちが、分かりすぎるくらいわかって、

また、それを書いて下さっていることが

わたしの気持ちを よくわかってくださっているようで、

号泣しています。

 

幼いころの記憶がよみがえってきます。

 

「一生懸命に先生のお話を聞いているのに

 どうして、わからないんだろう・・・?」

 

子供のころって不思議なのですが

感情を感じないようにするものですね。

みなさんはいかがでした・・・?

 

 

自分に自信がなくなる、

自信がないのは 自分の努力がないから・・・

もっと努力しようとする、また失敗する・・・

悪循環に陥ります。

そんな小さな小学生の女の子が見えます・・・

 

子供はこうやって自信をなくす、

と本にも書いていて、

本当にその通りだな~と思いました。

 

 

41項目の事例のうち、

自分であてはまると自負するのは

11項目と少ないのですが、

それでも 大変なことなのに

もっとある子どもは

どうやって 学校生活を送っていて

どんな気持ちなんだろう・・・

 

先生方も一生懸命です。

でもいつも

よい対応ばかりが出来るわけではないと思います。

みんな人間なんですもの・・・

 

わたしは勉強が出来なくてもいい、

クラスのみんなと学ぶ楽しさ、

そんなことを味わいたかったです。

 

たくさんの方に LDのことを知ってもらえば、

子供たちが もっともっと楽しく過ごせると思います。

 

LDのことだけではなく、

自分とは「違う」ことがある

それを知ることは

本当に大事だと思います。

 

LDを知るということは

LDでないことも知ることが出来ます。

 

自分を知るということは

自分以外の人を知るということ。